本日は、2020年の大学入試改革についての決定事項をまとめていきたいと思います。

①「センター」廃止。
②「大学入学希望者学力評価テスト」の実施。
→2020年から実施となり(2024年より本格稼働)、マークシート式と記述式の併用。記述式は、条件付きの短文記述が基本となる。英語は、民間の資格検定試験も活用。
③「高等学校基礎学力テスト」の実施。
→2019年から実施となり(2023年より本格稼働)、4年間の試行実施期間を伴う学力調査テスト。
④個別試験/AO/推薦入試/での人物評価という変化。

次に、今後の注目すべき不透明な部分をまとめます。
1.「大学入学希望者学力評価テスト」の科目・実施時期・CBT(コンピューター端末でのテスト)とIRT(異なる回の受検でも公平に比較できる項目応答理論方式)の回数。
2.「調査書」の改善時期と基準の詳細。
3.試行実施期間のあいまいさ。

 

実際、まだまだ、不透明な点は多くありますが、有益な情報はおさえ、想像力を働かせていかなければと感じます。
・東京大学の推薦入試(77名の合格者が出て、合格事例として、理科研究部とクイズ研究部に所属する生徒の6年間の水質検査が評価される・・・など)
・京都大学での特色入試(数学・科学オリンピック銅メダル以上にあたる出願要件)
・英語4技能化を見据えての、有名大学での対応。(検定試験のスコアをもとに評価され、検定不合格でも、出願要件を満たすことが出る。)

今後の動向にも注目し、先を見据えた行動をとっていきましょう。

追記
英検2次試験の対策を始めていきます。検定等お気軽にご相談ください。