先日は、校舎にて全国統一小学生テストを実施いたしました。
文系科目を中心に指導に携わっていることもあり、国語の問題を特に気になってチェックしているのですが、近年は国語力の低下の報道や都教委で話題に挙げられていることもあります。全国の学力状況の実態を見ても、回復傾向にはありますが、国語力を養っていく必要があると感じています。

http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/2016/pr161013c.html

指導をしているうえで感じることは、思考言語の国語はいかに言葉の引き出しが豊富かが、まず重要になってくるということです。
一般的に語彙力向上の手段として言われていることは、本を読むことです。
しかし、本を読んでいる中で、分からない言葉に引っかかり文脈や文意から意味を考えたり、意味を想像し辞書を引いて照らし合わせたり、言葉に興味を持って臨まなければ、効果は期待できません。
大切なことは、言葉を咀嚼(吸収)しようとする姿勢です。日常生活の中でも、言葉の意味を意識するだけで語彙力や読解力向上につながるのだと考えます。事実、普段使っているが故に「理解できる、使用できる」と感知していますが、言語の難しさ故に、記述の構成や表記の癖、人間性も反映され、国語という科目は一朝一夕にはいきません。本当に奥が深く面白い科目です。

クイズ:次の□に漢字を入れ、2字熟語を作りましょう。ただし、読む方向や意味の指定はありません。


□得□

※ 熟語が思い浮かばない場合は、O宛に確認してください。

国語が面白いと思った時に、国語力が伸びていく。だからこそ、普段の授業(国語の学びの場)を大切にしていきたいと感じます。(先日、何回目か分かりませんが、「竜馬がゆく」に再度感銘を受けました。いくつになっても感動しますね……)

グロウズの生徒の国語の結果が楽しみです!……(また、次回)