本日より、得点開示が始まった学校があります。
以下参照。
両国
http://www.ryogoku-fuzoku-c.metro.tokyo.jp/site/zen/page_0000000_00137.html
白鷗
http://hakuo.ed.jp/web/pdf/EntranceExam-J/29DisclosureInformation.pdf
小石川
http://www.koishikawachuto-e.metro.tokyo.jp/site/zen/content/000087390.pdf
(九段を受けた生徒が、開示を早速持ってきてくれました。
適性検査Ⅱ・Ⅲの点数は素晴らしいものでした。高得点です、結果になりましたね。)
都立の中高一貫校の受検は依然として、高倍率であり努力が報われにくいものとして捉えられています。
しかし、結果の原因を見い出そうとせず、ただの水ものとして流せば、成長から遠のいてしまうと思います。
蓋をせず、それを背負う覚悟で、次に繋げていくための得点開示をして欲しい。。。
さて、
問題分析ですが、まずは文献と形式を記載します。
1.両国 ※独自
文献:瀧本哲史「ミライの授業」と斉藤淳「10才から身につく問いーー」
出題形式:読解4題と作文1題
2.白鷗 ※独自
文献:枡野俊明「日本人はなぜ美しいのか」
出題形式:部分要約(記述)2題と作文1題
3.小石川 ※共通
文献:木皿泉「ーー6粒と半分のお茶」と武田双雲「伝わる技術」
出題形式:部分要約(記述)2題と作文1題
4.九段 ※独自
文献:武者小路実篤「小学生と狐」と今井むつみ「学びとは何か」
出題形式:各文章の読解3題(計6題)と作文1題
総じていえることは、
例年と比べて、そこまでの変化がないということです。
(若干、、、要約の割合が抑えられ、作文の構成に重きが置かれたかな・・・という印象はあります。)
また、
一点、強調しておきたい学校は、両国中です。
というのは、「馬車の問題点や課題解決の手法」が聞かれたのです。(正直、私も驚きました。笑)
結果として、受検生が陥りやすいのが
①本文記載の言葉をつなぎ合わせようと試みるが、うまくまとまらず・・・時間切れ・・・
②題意と逸れたところで思いつくことを書きなぐる・・・うまくまとまらず・・・時間切れ・・・
↓
まずは、
★書ききったかどうか
次に
★無理に身の周りの関係に落とし込んで書きこんでないか
(第2段落は「身の周りとの関わりに落とし込んだ体験を書く」と決めつけた場合、条件無視になりかねません。)
です。
皆さんの答案は採点しました。。。
(具体的点数はお伝えしていませんが・・・気になる生徒はお声掛けください。)
進学塾グロウズでは、カリキュラム至上主義と反し、
一人ひとりの生徒に柔軟にかつ本気でぶつかります。
ご信頼ください。