≪山下先生≫
≪講師紹介≫
進学塾グロウズ専任講師の山下です。
英語、国語、社会の授業を担当しております。ＴＯＥＩＣ９８５点とセンター試験英・国満点を看板にしています。グロウズが拠点とする墨田区で生まれ、江東区と足立区を経て、職場として墨田区に戻ってきました。
私は小学校入学時にはひらがなの「けいこ」も書けない積み木職人でしたが、担任の先生の指導で勉強が得意になり中学受験塾に通い始めました。そこでは毎日の宿題が嫌で嫌で仕方なく、誕生日や校外学習後の通塾中は東西線車内で泣いていたことを覚えています。このような気の乗らない学習が実を結ぶことはなく、抑えの私立中学校に進学したものの3年次に高校受験を決めました。その記憶から、私の小学生の生徒には勉強を楽しんでもらえるよう力を注いでいます。中学校でも担任の先生と受験塾の塾長が支えてくださり、第一志望だった日比谷高校は不合格でしたが第二志望の私立高校に進学できました。学校の英語の先生が「残念だけど山下さんはもっと上にいける」と認めてくださったことは、今でも私に講師としての公平さを戒めてくれています。高校と予備校では尊敬する友達と先生方に恵まれ、勉強を楽しみながら第二志望(第一志望は慶應義塾大学文学部)に合格しました。喜んだのも束の間、進学した国際基督教大学は受験勉強より入ってからの勉強の方が大変で、自分の知識不足や筆の遅さにまた泣きながら勉強する日々を送ることとなりました。大学入学後は、人類学と文学への没頭、プール監視員のアルバイトやアルゼンチン留学、講師職などを経て現在に至ります。
中学、高校、大学、大学院の入試を経験した私は、それぞれの段階における葛藤と勉強を切り離す気の持ち方を学びました。生徒の皆さんにも、人間関係や家族への反発(葛藤)を暗記や読む練習(勉強)の弊害としないような生活習慣を身に付けさせています。また、幼少期から続けているピアノと水泳の訓練から基本の大切さも実感しています。講師としてまだまだ学ぶべきことがありますが、生徒と一緒に成長してまいります。
