初めて、講師ブログを書かせていただきます。こちらではプライベートやイチ教育者として想いを綴っていきたいと思っています。
先日は、空いた時間で映画を見てきました。(普段は学習スケジュールや成長過程、科目のカリキュラムの展望を偉そうに語っていますが、受験生だからといって娯楽を、全て取り上げるべきとまでは、思っていません。私自身、ケジメ-息抜きには肯定的です。)
以下は、話題になっていた『君の名は。』の内容を含みますので、ご了承いただいた上で、お読み下さい。
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簡単に言い表そうとすると斬新な構成と素晴らしい技術かつ、内容もすばらしいという感想になります。(平凡ではありますが……笑)
しかし、最終的なメッセージの解釈が一人ひとりに任せられ、主題をつかみづらくもなっているよう感じました。
タイムトラベルの末、隕石が落ちる前の世界に降り立つことができ、過去世界での仲間達との協力のうえ、村の人たちの未来を救うことができたのです。(歴史を変えるような作品に抵抗がある場合は、ファンタジー性が強い映画ですのでご注意を…)また、祖先や父親との絡みも一つの見所に感じました。
①自分の力で未来の運命を切り開く行動力
②赤い組紐の果たす役割
が注目点です。
出会い(ドキドキの入れ替わり)→別れ(葛藤と奔走)→再会(運命的ファンタジー)
ジブリ映画-時をかける少女-サマーウォーズ-転校生に共通する世界観の転換は、何とも云えぬ気持ちにさせられます。(個人としては、ジブリの「耳をすませば」は、好きすぎてかなり研究しました。……また、機会があれば綴ります。。。)
しかし、近年の記憶障害ものとは異なり、最終的に「運命やチャンスを待つのではなく、手繰りよせる努力や行動が鍵だ」というような主題だけでなく、ラストシーンの「間」(ドキドキ感があります)やエンドロールに入るタイミング、曲とのマッチングは見事であり、作り手の努力や苦悩、創造には脱帽です。(年をとるにつれ、小さくまとまりそうにもなることがあるのですが…、、運命とか青春に触れることで子ども達に負けないよう全力投球と自戒の念を抱き、改心いたします。(苦) 心もまだまだ若いです(笑))