ずいぶん暖かくなってきました。そろそろコートはしまう季節ですね(^^)

今日は模試の大事さについて話していきます。

小学生は先週、中学生は今週から模試を実施しています。

ではここでよく生徒にする質問を。模試は何のために受けるのですか?

殆どの生徒は、「自分の志望校の判定を知るため」や「偏差値を知るため」と答えます。

もちろんそれぞれ理由の一つです。大事なことです。

ほとんどの塾の先生もこの2つを答えるのではないでしょうか?

しかし、この2つだけではあまりにもったいないですし、ひと月後の結果までには受けたことすら忘れている生徒も多々います。

では何が大事なのか。もちろんまずは復習です。先日のブログの中でも書いたように、勉強の第1ステップは「わからないこと」を発見することです。

模試を受けて点にならなかった問題は、この第1ステップですよね。わからない箇所が浮き彫りになっているのに、復習すれば最短ルートで学力につながるのに、何故か復習という言葉が頭の中に無い子が多い気がします。

 

しかし、模試を受けるという意味で考えると、いちばん大事なのは「試験時間終了までに自分の取れる一番いい点をもぎ取る練習をする」だと思います。

入試本番はあと1点で合否が決まる厳しい世界です。本番の入試問題をある程度想定した模試で、それを意識せずただひと月後の結果で一喜一憂している者が、模試のたびに本番を意識し時間いっぱいまで粘れる者に勝てるのでしょうか。もちろん同じ学力でしたら負けます。あと1点が取れません。普段の行いが惰性として本番に現れます。

本番を想定した点を取る練習→点にならなかった箇所を復習→結果を受け止める

結果を気にするよりも、まずはテストに対する心構えを意識しましょう!